プロフィール
池田 暁(いけだ あきら)
1976年5月5日長崎県長崎市生まれ。
2002年日立通信システム株式会社(現・株式会社日立情報通信エンジニアリング)に入社。組込みシステムの設計、品質保証業務を経て、技術支援部門にてテスト技術を中心にアジャイル開発やMBD/SPL等の導入を支援。数人の小規模プロジェクトからインフラグレードの大規模プロジェクトを経験。
その後所属を医用ドメインの株式会社日立ハイテクに移し医用系機器開発プロジェクトに参画、テスト管理業務やプロセス活動に従事。
さらに自動車ドメインの日立Astemo株式会社に所属を移し、全社を対象としたテストプロセス改善や研究による新技術導入、テスト自動化チーム運営など、プロダクトの品質確保や効率向上、技術高度化に従事。
そのほか、日立グループ横断部会活動のソフトウェアテスト分野主査として、グループ全体のテスト技術力向上や技術者育成活動に取り組んできた。
日立グループ卒業後はWebサービス/SaaSドメインに活動の場を移し、株式会社ビズリーチに所属しソフトウェア品質に関する活動に取り組み。2023年12月より株式会社マネーフォワードに所属しCQO(Chief Quality Officer)としてソフトウェア品質に関する活動を管掌した。
並行し、日立グループ卒業後は個人事業主「クオリティアーツ(https://quality-arts.com/)」を立ち上げ、スタートアップ企業から大手メーカー、公共などあらゆる方面に対して支援している。
地元貢献活動にも積極的に取り組んでおり、2022年より長崎の老舗IT企業である株式会社NDKCOM社技術顧問に就任し同社の開発品質技術力向上を支援、長崎県産業振興財団 CO-DEJIMAスタートアップメンター等、行政含めた支援に取り組んでいる。
社会貢献活動としてソフトウェア開発に関する学会や団体、技術者コミュニティでの活動も積極的に行っている。NPO法人ASTER理事、長崎IT技術者会(NaITE)代表等、多数参画している。
また、新たなチャレンジとして、この春に国立大学法人筑波大学 大学院 博士後期課程に入学し、大学院生として勉学に励んでいる。
著書
共訳:実践ソフトウェアエンジニアリング第9版,オーム社,2021
共著:ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide V3,オーム社,2020
共著:【改訂新版】マインドマップから始めるソフトウェアテスト,技術評論社,2019
共著:ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide V2,オーム社,2014
共訳:ISTQBシラバス準拠 ソフトウェアテストの基礎,センゲージラーニング,2008
共著:ソフトウェアテスト入門 押さえておきたい<<要点・重点>>,技術評論社,2008
共著:ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide,オーム社,2007
共著:マインドマップから始めるソフトウェアテスト,技術評論社,2007
その他,ソフトウェア・テストPRESS等テスト関連の雑誌やgihyo.jp等のWeb媒体の連載
社外委員
公益財団法人長崎県産業振興財団 CO-DEJIMAスタートアップメンター、2021年~
筑波大学大学院 高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム 非常勤講師、2007年度・2008年度
NPO法人ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会) 理事、2006年~
NPO法人ASTER テストプロセス改善技術研究会 主査、2015年~
NPO法人ASTER レジェンドアーカイブ事業 担当理事、2019年~
JaSST(ソフトウェアテストシンポジウム)東京 実行委員、2004年~
JaSST 九州 実行委員・アドバイザ、2007年~
JaSST 東海 アドバイザ、2009年~
日科技連SQiP SQuBOK策定部会 策定メンバ、2006年~2008年
日科技連SQiP SQuBOK V3 策定部会 策定メンバ(テスト技術領域リーダー)、2017年~
WACATE(ソフトウェアテストワークショップ) 初代実行委員長、2007年~2009年
AFFORDD(派生開発推進協議会) 運営委員、2010年~
派生開発カンファレンス 実行委員長・実行委員、2010年~
NaITE(長崎IT技術者会) 代表、2015年~
長崎QDG 実行委員長、2015年~
Agile Japan 長崎サテライト 実行委員長、2016年~
日本品質管理学会・ACM 正会員、2002年~
その他、技術コミュニティ委員やアドバイザ歴任