Contribution

社会貢献

クオリティアーツは、技術コミュニティや学会の運営と参加、イベントへの協賛、講演や執筆を、社会貢献の活動と位置づけ、支援の仕事と並ぶ柱にしています。その根にあるのは、エンジニアという職業を、プロフェッションとして大切にする姿勢です。

Profession

エンジニアを、プロフェッションとして

クオリティアーツが大切にしているもののひとつが、エンジニアという職業を、プロフェッション(高度専門職業)として大切にすることです。

エンジニアが書いた一行のコードや、設計したひとつのシステムは、その手を離れたところで、人々の暮らしや安全を支えています。だからエンジニアは、医師や弁護士と同じように、公衆の安全、健康、福利を、判断のいちばん上に置く職業です。技術士倫理綱領も、IEEE-CS/ACM のソフトウェアエンジニアの倫理規定も、そう定めています。

プロフェッションには、目の前の仕事を果たすだけでなく、学び続けること、知識の体系を育てること、そして後進を育て、同業者と共にその職業の質を守る責任があります。技術コミュニティや学会での活動は、クオリティアーツにとって、この責任を果たすことそのものです。

Origin

受け取ってきたものを、次の人へ

クオリティアーツの原点にも、技術コミュニティがあります。代表は駆け出しのころ、社外の勉強会に足を運んだことをきっかけに、会社も立場も違う技術者たちと出会いました。その縁でソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)の運営に誘われ、多くの人から考え方と技術を学んできました。会社の枠を超えた仲間との対話には、何度も支えられてきました。

技術は、本や資料だけでは根づきません。人から人へ手渡され、現場で試され、また次の人へ渡されていくことで、育っていきます。自分が受け取ってきたものを、次の世代へ手渡していく。そのめぐりの中に身を置き続けることを、クオリティアーツは大切にしています。

開業のときに掲げたのは、日本のIT業界の発展に貢献し、その先で製品やサービスを使う一人ひとりの幸せにも貢献することでした。支援先の中だけでは、届けられる範囲に限りがあります。だからこそ、社会貢献の活動を、支援の仕事と並ぶ柱にしています。

Values

社会貢献で大切にしていること

開いて、手渡す

現場で得た知見は、囲い込まずに開いて渡します。講演の資料は公開し、地方の中小IT企業に向けた新卒研修のシラバスも無償で公開しました。ひとつの現場で得た学びが、別の現場の誰かの助けになる。その循環を大切にしています。

立場を越えて、等しく語り合う

大きな会社と小さな会社、ベテランと若手、長く培われてきた品質管理と新しい技術。立場や世代の違う人たちが、同じテーブルで等しく議論できる場があってこそ、分断は埋まり、新しい答えが生まれます。テストや品質の分野にとどまらず、派生開発やアジャイル開発のコミュニティにも関わっているのは、そのためです。

技術の前に、人としての軸を

新卒のエンジニアを、公衆の福利に責任を負うプロフェッションの卵として、敬意をもって迎えたい。次の世代に最初に手渡したいのは、道具の使い方よりも、一人の技術者として、一人の人間としての構えです。新卒研修のシラバス、学生に向けたnoteの連載「ITエンジニアの卵に贈る、就活の書」、新卒エンジニアの三年間を描いた小説は、どれもこの思いから生まれました。スタートアップのメンターとして、新しいことに挑戦する人を支えることも続けています。

How

場を、支える側に立つ

クオリティアーツは、コミュニティや学会に参加するだけでなく、自ら運営を担い、場をつくり、支える側に立つことを選んでいます。シンポジウムの実行委員、NPO法人の理事、研究会の主査として、運営の地道な仕事を引き受けてきました。コミュニティを支える一環として、技術イベントのスポンサーにもなってきました。

そして、続けることを大切にしています。ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)の運営には2004年から、NPO法人ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会)の理事としては2006年から関わっています。会社の外で学び合える場が、細くても途切れずにあり続けること。それが、エンジニアが学び続け、長く歩き続けるための支えになると考えています。

学んだことを、次の世代が使える形で残すことにも取り組んでいます。プロフェッションを支える知識の体系として、『ソフトウェア品質知識体系ガイド(SQuBOK Guide)』の策定に第1版から加わり、日本品質管理学会では代議員として、品質を語り合う場を次へつなぐ役目を担っています。

規模は問いません。全国から人が集まるシンポジウムから、地域の技術者が集まる勉強会まで、手の届くところから関わっています。

Roles

これまでの主な役割

分野団体・場と役割
ソフトウェアテストNPO法人ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会)理事(2006年〜)
同 テストプロセス改善技術研究会 主査(2015年〜)
同 レジェンドアーカイブ事業 担当理事(2019年〜)
JaSST(ソフトウェアテストシンポジウム)東京 実行委員(2004年〜)、九州 実行委員・アドバイザ(2007年〜)、東海 アドバイザ(2009年〜)
WACATE(ソフトウェアテストワークショップ)初代実行委員長(2007〜2009年)
品質の知識体系・学会日科技連 SQiP SQuBOK 策定部会 策定メンバ(2006〜2008年)
同 V3 策定部会 策定メンバ・テスト技術領域リーダー(2017年〜)
日本品質管理学会 代議員(2023年〜)
開発のコミュニティAFFORDD(派生開発推進協議会)運営委員(2010年〜)
派生開発カンファレンス 実行委員長・実行委員(2010年〜)
Agile Japan 長崎サテライト 実行委員長(2016年〜)
地域の技術者コミュニティNaITE(長崎IT技術者会)代表(2015年〜)
長崎QDG 実行委員長(2015年〜)
人を育てる新卒研修シラバスの無償公開(2026年)
公益財団法人長崎県産業振興財団 CO-DEJIMA スタートアップメンター(2021年〜)
筑波大学大学院 高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム 非常勤講師(2007・2008年度)

講演・執筆の記録は、「代表プロフィール」の話したこと・書いたこと著書・訳書に載せています。エンジニアというプロフェッションについての考えは、代表のnote「エンジニアとは何か ↗」「エンジニアとして生き始める ↗」に詳しく書いています。

Together

ご一緒に

講演や寄稿、社内の勉強会でのお話のご依頼のほか、コミュニティや学会、地域の取り組みとの協働、イベントの運営のご相談も歓迎しています。小さなことからでも、お気軽にお声がけください。

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